家計簿をつけようと思ってノートを買ったものの、3日坊主で終わった。
そんな経験がある方は多いのではないでしょうか?
特に毎日忙しくて、細かく収支を記録するのが面倒に感じる人にとって、一般的な家計簿はハードルが高いものです。
そんなズボラさんにおすすめしたいのが、「レシートを貼るだけの家計簿」。
書かなくていい、計算しなくていい、ただレシートを台紙に貼るだけで支出の見える化ができる、超シンプルな家計管理法です。
もくじ
レシート貼るだけ家計簿ってどんなもの?
レシート貼るだけ家計簿とは、ノートやバインダーにレシートをそのまま貼り付けていく、というだけの家計管理方法です。
何も記録しなくても、どこで・いつ・何を買ったかがレシートにすべて記載されているため、視覚的に支出の傾向をつかむことができます。
貼り付けるだけの作業なので、面倒くさがりな人でも負担が少なく、家計簿をつけることへの心理的ハードルが下がります。
準備するもの
1. ノートまたはバインダー
A4またはB5サイズのノート、もしくはルーズリーフ形式のバインダーがおすすめです。
リフィル式であれば月ごとにページを入れ替えたり、追加することも簡単です。
2. のりまたはテープ
レシートをしっかり貼るために、スティックのりや両面テープが便利です。
マスキングテープを使うと、見た目も可愛く、気分も上がります。
3. クリアポケット(オプション)
レシートを毎日貼るのが難しい人は、1週間分まとめてクリアポケットに入れておく方法もおすすめです。
休日にまとめて貼る習慣をつけましょう。
レシート貼るだけ家計簿の作り方ステップ
ステップ1:買い物をしたらレシートをもらう
まずは何より、レシートをもらうことを習慣にします。
キャッシュレス決済でも、レシートはもらえるので忘れずに受け取りましょう。
ステップ2:日付順またはジャンル別に貼る
ノートには、日付順にレシートを貼ってもいいですし、「食費」「日用品」「趣味」などカテゴリごとにページを分けて貼るのもおすすめです。
自分が見やすい形にアレンジするのが続けるコツです。
ステップ3:週末に1回見返す習慣を
平日はレシートを貼るだけでOK。週末などのタイミングで、ざっと見返すことで「今週ちょっと使いすぎたな」といった振り返りができるようになります。
もし余裕があれば、使った金額をざっくりとメモするだけでも、支出の意識が高まります。
ズボラさんにうれしいメリット
書かなくていい
手書きの記録は一切不要。見やすく並べるだけで支出の全体像がつかめるので、筆記が苦手な人にも向いています。
気軽に始められる
初期投資がほとんどいらず、ノートやのりさえあればすぐに始められるのも魅力です。
見返しやすい
あとで見返したときに、「無駄遣いの傾向」が一目瞭然。自分の癖やパターンに気づくきっかけになります。
さらにラクにしたい人は「アプリ連携」も検討を
スマホの家計簿アプリ(マネーフォワード MEやZaimなど)には、レシートをカメラで読み取って自動で記録してくれる機能もあります。
貼るのが面倒になってきたときは、アプリとの併用でデジタル管理に移行しても良いでしょう。
「アナログが向いているかも」と思ったら紙で、「慣れてきたらスマホでも管理したい」と思ったらアプリへ。
自分の性格や生活スタイルに合わせて柔軟に選ぶのがおすすめです。
完璧じゃなくていい、続けることが家計改善への第一歩
家計簿は、続けることに意味があります。「家計簿=毎日きちんと記録しなきゃ」と思うと続きませんが、「レシートを貼るだけ」であれば、驚くほど気楽に始められます。
ズボラでも、めんどくさがりでも大丈夫。
まずは1週間、財布の中のレシートをノートに貼ってみるところから始めてみましょう。
きっと、家計への意識が少しずつ変わってくるはずです。