保育園・幼稚園でかかるお金、どこを節約できる?見直しのヒント

子育て費用の節約

保育園・幼稚園でかかるお金、どこを節約できる?見直しのヒント

子どもが保育園や幼稚園に通いはじめると、家計にじわじわと効いてくるのが「園関連の出費」。

月々の保育料だけでなく、給食費、教材費、行事費、服や持ち物の準備など、見落としがちな小さな出費が積み重なり、気づけば想定以上の支出に…というケースも少なくありません。

今回は、節約初心者のママ・パパでも今日から始められる「園生活にかかるお金の節約術」を項目別に詳しく解説します。

まず確認!保育園・幼稚園でかかる主な費用とは?

保育園・幼稚園でかかるお金、どこを節約できる?見直しのヒント

保育園や幼稚園でかかる費用は、園の運営形態(公立・私立)、認可かどうか、また自治体によっても差がありますが、以下のような費目が基本です。

  • 保育料または利用料(月額)
  • 給食費・副食費
  • 教材費・保育用品費(お道具箱、クレヨンなど)
  • 園指定の制服・体操服・カバンなど
  • お弁当が必要な日の食材費
  • イベント費用(遠足、発表会、卒園アルバムなど)
  • 通園グッズ(着替え、ハンカチ、ティッシュなど)

「仕方ない」と思いがちな項目でも、見直すことで年間で1~2万円以上節約できることもあります。

節約を考えているのであれば、以下の節約ポイントを参考にしてみてくださいね。

節約ポイント1 通園グッズは「家にあるもので代用」+「手作り・中古も活用」

通園バッグ、上履き入れ、コップ袋などの布製品は、つい「全部揃えなきゃ」と思いがちですが、園によっては市販品や手作り品でもOKなことがほとんどです。

  • 家にあるトートバッグやエコバッグで代用できるかを確認
  • ハンドメイドアプリ(minne・メルカリ)で安価な手作り品を探す
  • 100均の材料で簡単な手作りをしてみる

特に兄弟姉妹がいる場合、上の子のお下がりがそのまま使えることも多いので、新しく買う前に“今あるもの”で対応できないか見直すのが節約の第一歩です。

節約ポイント2 制服・体操服・上履きは「お下がり・中古」を検討

私立の幼稚園では、指定の制服や体操服・帽子などが必要となることも多く、1セット数千円~1万円以上することもあります。

  • 幼稚園のバザーで中古制服を入手(格安または無料)
  • 先輩ママ・ご近所から譲り受ける
  • メルカリ・ラクマで園指定アイテムを検索

特に制服や体操服は使用頻度の割に傷みが少ないため、中古でも十分。洗い替え用だけでも中古で揃えると出費を抑えられます

特に、幼稚園の制服は必ず必要になるものですし、実際にバザー等で中古の制服を手に入れることができます。

こうした細かな部分も見逃さないようにすると、より節約につながりますよ。

節約ポイント3 毎日の着替え・下着・タオルは「プチプラ・まとめ買い」で

保育園に通うと、毎日の着替え・下着・フェイスタオルなど、何枚あっても足りないと感じるアイテムが出てきます。

これらは価格と耐久性のバランスを見ながら、プチプラで数を揃えるのが基本です。

  • 西松屋、しまむら、バースデイなどでセールを活用
  • ネット通販(楽天・Amazon)でまとめ買い+送料無料を狙う
  • 「タグに名前が書ける」商品を選ぶと便利&買い足しやすい

消耗品はブランド品にこだわらず、使いやすさと洗濯耐性で選ぶと年に数千円以上の節約が可能です。

節約ポイント4 お弁当や持ち物も“毎回買わない”工夫を

お弁当の日や遠足の持ち物として必要になる「キャラ弁グッズ」や「水筒・レジャーシート」なども、気づけば1つ1つが出費につながります。

  • 100均のシンプルなグッズで十分対応可能
  • お弁当箱は兄弟で使い回し・予備を買いすぎない
  • 水筒は長く使えるシンプルなデザインを選ぶ

毎回買い替えるよりも、汎用性が高く長く使えるものを選ぶことが、結果的に節約に繋がります

節約ポイント5 イベント費用は「見える化」して事前に積み立てる

運動会、発表会、卒園アルバム、写真購入など、年に何度かあるイベントも意外と費用がかかるポイントです。

  • 写真購入は「全カット」ではなく厳選した枚数に
  • 衣装・服装指定がある場合はフリマ・バザーを活用
  • 年初に必要そうなイベント費をリストアップし、月500円ずつ積み立て

「急な出費」にしない工夫をすることで、気持ちにも家計にもゆとりができます。

卒園が近いお子さんがいる家庭では、その時に応じて出費がかさむこともありますので、よくわからない場合でも積み立てておくと後が楽になりますよ。

節約ポイント6 保育料や給食費は「制度を使って」下げられる可能性も

住んでいる自治体や家庭の収入状況によっては、保育料や副食費の減免が受けられるケースがあります。以下のような制度を一度確認しておきましょう。

  • 3歳~5歳は幼児教育・保育の無償化対象(所得制限なし)
  • 住民税非課税世帯やひとり親家庭への減額制度
  • 多子世帯(第2子・第3子以降)の保育料無償化や減額

市区町村の公式サイトや子育て支援課に問い合わせると、自分が対象かどうか確認できます

知らないままで損している家庭も意外と多いので、一度は必ずチェックしておきたいポイントです。

“買わない・もらう・工夫する”で園関連費を賢く節約

保育園・幼稚園でかかるお金、どこを節約できる?見直しのヒント

保育園・幼稚園に通い始めると、どうしても出費は増えていきます。

でも、少し意識するだけで無理なく見直せるポイントはたくさんあります

  • 園グッズは新品で揃えず、あるもので対応する
  • 制服・体操服は中古やお下がりを活用
  • 日用品はプチプラ+まとめ買いで管理
  • 制度や補助金も積極的に確認する

「子どもに必要だから…」と出費をがまんせずに、楽しく節約できるアイデアを取り入れて、園生活をもっとラクに、もっと賢く乗り切っていきましょう。

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