子どもの成長はとにかく早いもの。
「せっかく買ったのに、もうサイズアト」「気づいたらタンスの中がパンパン」
…そんな経験をしたことのあるママやパパも多いのではないでしょうか。
特に保育園・幼稚園に通うようになると、毎日の着替えが当たり前になり、上下セットの服が3~5組必要になることも。
とはいえ、そのたびに新品を買い足していては、家計への負担も大きくなってしまいます。
この記事では、子ども服を無理なく・賢く揃えるための「買い方」「お下がり活用」「リメイク」の基本をわかりやすく解説します。
子育て初心者のママ・パパにもすぐ実践できる内容でまとめています。
もくじ
子ども服ってどれくらい必要?
子ども服は、年齢・通園スタイル・季節によって必要枚数が変わりますが、一般的に次のような基準が参考になります。
- トップス:5~7枚(保育園に通うなら+洗い替え2~3枚)
- ボトムス:3~5枚(ズボン・スカートなど)
- 肌着・下着:1日2枚想定で7~10枚
- 靴下:5~7足(汚れやすいので多めが安心)
- アウター:春秋1枚、冬用1枚があればOK
基本は“必要な分+予備少し”で大丈夫。
あまり多く持ちすぎると、サイズアウトする前に出番を逃してしまうこともあります。
ステップ1 ムダなく買うための「買い方のコツ」
子ども服は、つい「かわいいから」と衝動買いしてしまいがちですが、成長が早い時期は計画的に買うことが節約のカギです。
1. サイズアウトを見越して「1サイズ上」で買う
成長期の子どもには、ジャストサイズを選ぶよりもワンサイズ大きめの服を買っておくと長く使えます。
ただし、大きすぎると動きづらい・転倒しやすいこともあるので、トップスは大きめ、ボトムスはジャストにするなどの工夫も◎。
2. プチプラブランドを活用する
以下のようなブランドでは、1000円以下でおしゃれな子ども服が揃います。
- 西松屋
- バースデイ(しまむら系列)
- GU・UNIQLO(ベーシックで丈夫)
- ニッセン・ベルメゾンなどの通販サイト
また、セール時期を狙って翌シーズン用を買っておくのもおすすめ。
Tシャツなどは年中使えるため、まとめ買いでコスパをアップできます。
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3. 買いすぎを防ぐ「リスト化」の習慣
「あれ、まだ着られる服あったんだ…」ということを防ぐには、衣類リストの簡単なメモが効果的です。
- 現在着ているサイズと枚数をメモ
- 今足りない服だけを書き出す
- 写真で撮ってスマホに保存しておくのも◎
こうしておくと、外出先でセール品を見かけたときにも無駄買いを防げます。
ステップ2 お下がりを賢く使うコツ
子ども服の節約でもっとも即効性があるのが「お下がりの活用」。
きょうだいや親戚・友人からのお下がりはお財布に優しく、エコにもなる心強い存在です。
1. 「ありがたく、選びながら使う」が基本
お下がりの中には、シミがあるもの・趣味が合わないものも混じっている場合があります。
全部を無理に使わず、使えるものだけ選んでOK。遠慮せず、自分の基準で取捨選択して大丈夫です。
2. 着る時期に合わせて「保管管理」を
サイズが合う時期を見越してストックしておくのもポイント。ただし、保管が雑だと劣化してしまうことも。
- シーズン・サイズ別にラベルをつけて収納
- 虫食いやカビを防ぐために防虫剤・除湿剤を入れる
- 年に一度は中身を見直す(成長に合わせて)
使えるものはどんどん回していけば、買い足しをグッと抑えることが可能です。
3. SNSや地域掲示板も活用を
最近では、「おさがり交換」や「譲ります・ください」のような投稿を地域コミュニティやInstagramなどでよく見かけます。
- ジモティーや地域ママ向けアプリ(例:ママリ、マチマチ)
- 保育園・幼稚園のバザー
- SNS上のフリマや譲渡企画
信頼できる範囲であれば、活用しない手はありません。
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ステップ3 簡単にできるリメイク術
サイズアウトしてしまった服や、お下がりで汚れのある服も、ちょっとしたリメイクでまだまだ使えます。
1. 長袖→半袖カットで夏用に
袖口が伸びてしまった長袖Tシャツは、思い切って半袖にカット。
切った部分は折って縫うだけでも十分。
2. パッチワーク・ワッペンで目隠し補修
膝や肘の穴あき部分にワッペンやアイロンシートをつければ、補修しながらおしゃれにも。
子どもも気に入ってくれる可能性大。
3. サイズアウトズボン→リュック・バッグに
デニム素材などしっかりした生地は、小物にリメイク可能。
リュック、移動ポケット、給食袋などに生まれ変わらせるのも楽しいアイデアです。
“揃える”から“回す”へ。子ども服は賢く循環させよう
子ども服は「買って終わり」ではなく、「使い回して、工夫して、使い切る」ことで、家計にも環境にもやさしくなります。
- 買いすぎないためにリストを持つ
- サイズ選びや購入時期を工夫する
- お下がりやリメイクを楽しむ
成長に合わせて服を買い替えることは避けられませんが、工夫次第でムダを最小限にすることは十分可能です。
「着られなくなったら、どう使う?」という視点で服を選ぶようになると、子ども服の買い方が変わってきますよ。